桃太郎

2010.03.15

むかしむかし、あるところに

おじいさんとおばあさんが暮らしていました。


 


おじいさんは庭の芝刈りを

おばあさんは川へ洗濯に行きました。


 


おばあさんが川で洗濯していると

DON!ブラコ!DON!ブラコ!」
 


と大きな桃が

ものすごい勢いで流れてきました。


 


おばあさんは大きな桃を受け止め家へ持ち帰ると、


 


おじいさんは庭にワカメを植えておりました。


 


おばあさんが桃を食べようと提案しましたので、


 


おじいさんは手にしたナタで

さっそく桃を切り始めると


 


中から白人男性が飛び出してきました。


「そうゆう切り方は突然すぎマスのでヤメテくだサーイ!」



白人男性は、持っていた星条旗を掲げながら

奇声をあげ、少し興奮しておりました。


 


興奮が収まると白人男性は

自己紹介を始めました。


 


出身はアメリカ合衆国であり

フロリダでガールフレンドのジェシカとサーフィンをしていたところ

波にさらわれ


 


桃に収まっていたことは

あくまで偶然であることなどを

二人に説明しましたが、


ほぼ英語でしたので、二人には聞き取れませんでした。


 


二人には子供がいませんでしたので

この白人男性を養子にすることにしました。


 


また、そのことについて

白人男性も渋々了解しました。



おじいさんとおばあさんは大喜びし

桃に収まっていた白人男性に

「桃太郎」と名付けました。


 



しかし、白人男性は、



「名前はケヴィンと言ーマスのでオカシな名前で呼ぶのヤメテくだサーイ!」


と拒否しました。


 


おじいさんとおばあさんは

ケヴィンを神からの授かりものと信じ

大事に育てました。


 


ケヴィンもその恩に応えようと

一生懸命働きました。


 



ケヴィンは祖国アメリカ合衆国で

特殊部隊SWATに所属しており

銃の扱いには慣れていましたので


 


毎日たくさんの獲物をとってきて

二人を喜ばせました。


 


ケヴィンは常にランチャーを肩に背負い

狩りをしたあとは一面、火の海でした。


 


そのため

おじいさんは被災し亡くなりました。


 



ケヴィンはすくすく育ち

ある日ケヴィンは意気揚々と言いました。



ONIGASIMAへ、悪いONIを退治しにいきマース!」


 


おばあさんは言いました。



「桃太郎や。このきび団子を持っておゆき。」


 


ケヴィンはきび団子を受け取ると、



「今後オカシな名前で呼んダラ、銃殺しまース!デハ行ってきマース!」



と言って鬼ヶ島へ出かけました。(つづく)